「おうち英語をやらせたいけど、フルタイムで働いてると時間なんてどこにあるの…?」と思っていませんか?
SNSを覗けば、夏休みは英語サマーキャンプ、平日は習い事を掛け持ち…というおうち英語実践中のご家庭がたくさん出てきて、「うちには到底無理…」とそっとスマホを閉じたくなりますよね。わかります、その気持ち。
我が家は共働き・私はフルタイムワーママ、小1と年中姉妹2人。特別な時間割なんて組んだことは一度もありません。やっているのは、日々の生活動線に「動画」と「絵本」をくっつけるだけのシンプルなルールです。
それなのに、長期休暇には長女が急に英語で日記を書き始めるという、親もびっくりの変化まで起きました。
この記事では、そんな共働き我が家のリアルな平日・休日・長期休暇のスケジュールと、「完璧な時間割」をやめてたどり着いた今の形を、包み隠さずお見せします。「これなら我が家でもできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
スケジュールは「作り込まない」が我が家の結論
おうち英語を始めた当初は、私も「完璧な時間割」というものに憧れていました。
「◯時〜◯時はオンライン英会話でアウトプット」「◯時〜◯時は英語教材でインプット」…。でも、フルタイムで働きながら、そんな几帳面な運用ができるわけないんですよね。
そこで開き直って、今は「決まった時間」ではなく「決まった場面」に英語をくっつけるだけにしています。 時計を見ながら「まだ?」「もう終わり!」と声をかける必要がないので、親のストレスも激減しました。
動画の真似っこ「To Doリスト」、平日は挫折して休日だけに落ち着いた話
そんなゆるい我が家でも、一度だけ「わりとちゃんとしたスケジュール」に挑戦したことがあります。きっかけは、いつも見ている英語の動画の中で、子どもたちがホワイトボードに”To Do List”を作っているシーンでした。
「これやりたい!」と姉妹が言い出し、Do English workbooks、Read books、Watch videoなんて簡単な項目を並べて、意気揚々とリスト作りを始めたんです。 ……が、結局平日は帰宅後にそんな余裕なんてなく、あえなく断念(親の私が一番ホッとしました 笑)。
ただ、これが休日だけは今もしっかり定着していて、姉妹だけで楽しそうにリストを作っています。しかも面白いのが、スペルがわからない単語は自分たちで英語絵本をめくって探してくるところ。「教えて」と言われることがほとんどないので、勝手にインプットとアウトプットが繋がっているんだなと感心させられます。
姉妹は基本「同じ動画を一緒に見る」。2学年差でも困らない理由
「7歳と5歳なら、見せる動画も分けた方がいいのでは?」とよく聞かれるのですが、我が家は基本的に同じものを一緒に見せています。
2学年差・同じ性別なので好みがそこまで極端に離れていないというのもありますが、そもそも長女もまだ複雑なストーリーのものよりは、絵だけでも十分楽しめるシンプルな作品を好んで見ています。無理に「お姉ちゃん向け」「保育園児の妹向け」と分けようとせず、2人が揃って笑える作品を選ぶ方が、結果的に姉妹間の会話も増えて長続きしています。
平日のリアルなスケジュール!時間割より「場面」で区切る
では、具体的にどんな「場面」に組み込んでいるのか、我が家の平日の様子を、朝・移動中・夜の3つのシーンに分けてご紹介します。
朝は「出発までの動画タイム」で準備が早くなる!
我が家の平日は、朝の準備が終わったらタブレットで動画を見せる、というシンプルなルールから始まります。
これが地味に効果絶大で、「早く準備したら動画を長く見られるよ」という一言だけで、朝の身支脈がスムーズに進むようになりました。時間で区切るのではなく「準備完了=動画スタート」という順番にしているだけなのですが、子どもにとっては「動画を見たいから早く準備する」という自然な動機付けになっているようです。
送迎の車内は絶好のインプット時間!
長女の保育園時代(2歳〜6歳)は、送り・迎えともに車内でずっと動画を見せていました。今も年中の次女は変わらず、送迎の車内でしっかり視聴時間を確保しています。
一方、小学校に上がった長女は自分の足で歩いて登校するようになったので、車内での視聴機会がまるっとなくなりました。今の長女の平日の動画タイムは、朝の準備後だけ。以前に比べるとインプット量は確実に減っています。(ただこれについては、後ほど意外な展開が待っていました…!)
帰宅後は絵本、寝る前は姉妹で計6冊の読み聞かせ
学校・保育園から帰宅した後は、夕食にお風呂にと大忙し。姉妹はそれぞれ遊んだり、英語絵本を眺めて過ごしています。
長女はもう自分で読書をするようになっていて、気づけば1時間近く英語の絵本を読んでいる日も。現在小1の夏時点で、自ら手に取るのは英語絵本ばかりです。日本語の絵本はまだ自力読みがおぼつかない一方で、英語絵本はかなりのスピードで黙読できるため、読む本のレパートリーも一気に広がりました。
保育園児(年中)の次女はというと、まだ英単語がほとんど読めないので、絵をなぞりながら1人でぶつぶつ言っています(本人は「読んでる」つもりのようです)。
そして寝かしつけ前には、姉妹それぞれに「今日読む本」を3冊ずつ選んでもらい、計6冊を読み聞かせます。正直、これがなかなかのボリュームで毎晩ちょっと大変なのですが(笑)、この時間だけは平日も休日も変わらず続けている我が家の絶対ルールになっています。
▼あわせて読みたい
「どんな絵本を選べばいいの?」と迷ったらこちら!長女の自力読みに繋がった我が家のおすすめ英語絵本と、初心者が挫折しない選び方をまとめています。
おうち英語姉妹の休日・長期休暇のスケジュール
平日のルーティンが回るようになったら、気になるのは休日や長期休暇の過ごし方ですよね。SNSを見ると特別なイベントをしているおうち英語実践中のご家庭も多いですが、我が家は休日も「無理しない(なんなら何もしない)」が鉄則です。
休日の遠出は「移動時間=視聴タイム」に振り切る
休日は平日と違って予定が読めないので、細かいルールは決めていません。唯一決めているのは、外出時の車内・電車内・待ち時間などの「移動時間」はディズニープラス、というシンプルなルールだけです。
おうち英語をやっているご家庭のSNSを見ていると、「週末は英語のイベントに行きました!」「英語のワークショップに参加!」なんて投稿が流れてきて、正直ちょっと焦ることもあります。でも我が家は、英語体験や親子参加の英会話教室なんて、一度も行ったことがありません。
そもそも休日は、出かけてももっぱら用事を済ませたり、一週間分の買い出しだったりと、必要に迫られたイベントだけですでに大人がヘトヘト。お出かけ先でわざわざ「英語の要素」を取り入れる余裕なんて、正直1ミリもありません…。
「おうち英語は家で完結できるから、外では不要!」と割り切っているので、外に絵本を持ち出すときは薄手のペーパーバックを鞄にポイッと入れておくくらい。あとは思いっきり家族でお出かけや用事を済ませて、夜の読み聞かせルーティンだけは平日と変わらず続ける、というのが我が家のスタイルです。
▼あわせて読みたい
移動時間の最強の助っ人!姉妹がドハマりし、結果的に英検3級合格の「英語耳」を育ててくれたディズニープラスのおすすめ作品はこちらで紹介しています!
ワーママゆえ長期休暇も学童・保育園で平日リズムは崩れない
「夏休みとかどうしてるんですか?」とよく聞かれるのですが、実はうちの場合、長期休暇でもスケジュールがほとんど崩れません。理由は単純で、共働きフルタイムワーママなので、小1の長女は学童、年中の次女は変わらず保育園に通っているからです。
SNSを覗くと、サマースクールや英語キャンプに通わせているご家庭をよく見かけて「みんなすごいなぁ」と思う反面、正直うちにはそんな余裕はありません(笑)。ただ、学童・保育園のおかげで平日と近いリズムが保てているのは、ワーママにとってはむしろありがたいポイントだったりします。
普段と違うのは、学童・保育園からの帰宅時間が少し早まり、姉妹だけで遊ぶ時間が増えることくらいです。
帰省の飛行機移動は「罪悪感ゼロ」でノンストップ視聴
長期休暇といえば、お盆の帰省も我が家の恒例行事です。ただし帰省先までは飛行機移動になるため、空港に着いてから搭乗、移動中、目的地に着くまでずっと動画を見せっぱなしにしています。
「そんなに見せて大丈夫?」と思われるかもしれませんが、頻度は年に数回だけと割り切っているので、罪悪感は正直ゼロです。それより、長時間のフライトを親子ともどもご機嫌に乗り切れることの方が大事だと思っています。
長期休暇に見えた姉妹の変化!動画インプット効果の大きさ
このように、長期休暇も基本的には特別なことをしていない我が家ですが、移動中の大量インプットや姉妹で過ごす時間が増えたことで、思いがけない成長が見られました。
喧嘩などの感情爆発の場面ほど英語が飛び出す
帰宅時間が早まった分、姉妹だけで遊ぶ時間が増えた長期休暇。仲良く遊んでいることも多いのですが、当然姉妹喧嘩も起きます。
面白いのは、その喧嘩が全部英語で繰り広げられること。しかも観察していると、楽しく遊んでいる時よりも、怒ったり泣いたりという感情的な場面の方が、英語がポンポン飛び出してくる気がします。
飛行機移動などで大量のネイティブ英語を浴びた直後ということもあってか、感情を爆発させるときの方が、英語のフレーズが勢いよく出しやすいようです(本人たちに聞いたわけではないので真偽は不明ですが、親としては新鮮な発見でした)。
小1長女、まさかの英語日記スタート!
送迎の車内タイムがなくなり、平日の動画インプットが目に見えて減った小1の長女。「これはちょっとインプット不足になるかも…」と内心心配していたのですが、長期休暇に入ってから予想もしなかった変化が起きました。
なんと、誰に頼まれたわけでもないのに、自分から英語で日記を書き始めたんです。
もちろん文法もスペルも完璧ではありませんが、その日あったことを一生懸命英語で書き留めている姿を見て、「インプットが減った=後退」ではなく、これは自分から発信するアウトプットへの転換期だったんだなと嬉しくなりました。
▼あわせて読みたい
この「動画と絵本だけのゆるいルーティン」を続けた結果、年長で英検3級に合格!親も驚いた長女の逆転現象と、ドタバタ受験記はこちらからどうぞ。
時間割よりも「動線に組み込む」発想がおうち英語を続けるコツ
ここまで我が家のリアルなスケジュールをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。「なんだ、こんなもんでいいの?」と拍子抜けした方もいるかもしれませんね。最後に、おうち英語を無理なく続けるためのポイントをまとめます。
完璧な時間割は目指さなくていい
正直に言うと、この記事を読んで「うちも真似できそう!」と思ってもらえる部分があるとしたら、それは特別な工夫ではなく「頑張らなさ」の方かもしれません。 決めているのは、朝の準備後・車の中・寝る前という場面だけ。時計を睨みながら管理するようなことは一切していません。
変化は思わぬところからやってくる
送迎の車内タイムがなくなって「インプットが減ったかも」と焦っていた矢先に、長女が自発的に英語日記を書き始めたように、成果は狙った通りの形で出てくるとは限りません。今のスケジュールを淡々と続けていれば、いつか思いがけない形で成長が見えてくるものなんだな、と実感しています。
フルタイムで働きながらのおうち英語は、正直「これでいいのかな」と不安になる日もあります。でも、完璧な時間割よりも、生活の中に無理なく組み込める形を見つけることの方が、結局は長続きする近道なのかもしれません。この記事が、同じように悩むママ・パパの参考になれば嬉しいです。




