6歳の子供に英検を受けさせようか迷っているけれど、「面接や英作文なんてうちの子にはまだ早いんじゃ…」と不安になっていませんか?
ネットで検索すると、親が万全の対策をした優秀なお子さんの体験記ばかりが出てきて、「うちには英検なんてとてもとても…」と気後れしてしまいますよね。
でも、安心してください!我が家の長女は6歳の時に英検3級を受験し、無事に合格することができました。……とはいえ、我が家の受験はまったく計画的なものではありません。
- ガチガチの試験対策は一切なし! 親も傾向対策を完全ノーチェック
- ギリギリ直前で過去問を解くも、 親子共々やる気ゼロで途中で断念
- 二次試験(面接)に至っては対策ゼロ。 いまだに何を聞かれたのかは謎のまま…
合格の最大の秘訣は、過去問を解きまくったことではなく、日々の「英語絵本」と「ディズニープラスの動画」による圧倒的なインプットでした。
本番当日は、「もう(一次試験で)受かってるから行かない!」と家を出る前から大揉め。会場では中学生の波に飲まれてド緊張シャイガールが爆誕し、親の私は機嫌取りで疲労困憊……。「こんな幼少期には、もう受けなくていいか…」と感じたほどです(笑)。
この記事では、そんな我が家の超リアルな英検3級ドタバタ受験記をはじめ、6歳児が唯一ぶつかった「英作文」の簡単な乗り越え方、そして最強のおうち英語インプット法を公開します!「リアルな体験談が知りたい!」「うちの子でも本当に大丈夫?」とお考えのママ・パパの参考になれば嬉しいです。
6歳で英検3級を受験したきっかけと、当時の英語力
「そもそも、どうして6歳の年長さんで英検3級を受けようなんて思ったの?」
そう不思議に思われますよね。実は我が家の場合、親が「よし、英検を取らせるぞ!」と意気込んでスケジュールを組んだわけではまったくありません。
受検のきっかけは、いとこの中学生のお姉ちゃんが学校で英検を受けた話を聞いたことでした。
いとこから何気なく「〇〇ちゃん(長女)英語上手だから英検受けれるよ~!」と言われたのがすべての始まり。「英検とは…?!受けたい!だって英語わかるもん!」と本人がすっかりその気になってしまったのです。
親としては、「いやいや、まだ6歳だし受かるわけないでしょ……まぁ記念受検でいっか!」と完全に軽い気持ちで、夏に4級、冬に3級を受けることにしました。
「文法ガチガチ」をしていないから起きた、4級と3級の逆転現象
我が家はこれまで、高額な英語教材を買ったり、机に張り付いて英文法を教えたりしたことは一度もありません。やったことと言えば、英語絵本とディズニープラスの動画による「完全放置のインプット」だけです。
そのため、長女は日本語と同じような感覚で「音と場面」から自然に英語を吸収していたのですが……ここで、親もびっくりする面白い現象が起きました。
なんと、夏に受けた英検4級よりも、冬に受けた英検3級の方が「正答率が高かった」のです。
| 受験級 | 6歳長女の反応・正答率の傾向 | 原因・理由 |
| 英検4級 (夏受験) | 正答率:低めで合格 「なんでこんなこと聞くの?」「なんか変じゃない?」と困惑 | テスト独特の文法問題や、会話として不自然な短文が気持ち悪く感じた |
| 英検3級 (冬受験) | 正答率:高めで合格 「こっちの方が話が分かって面白い!」とスムーズに解答 | まとまったストーリーや長文・リスニングが多く、生きた英語の感覚に近かった |
試験後、長女に4級の問題について聞いてみると、「え、これなんでこんな聞き方するの?」「どれも不自然じゃない?」と言っていたのです。
日本のいわゆる「お勉強としての英語教育」を一切受けてこなかった長女にとって、4級の試験に出てくるような“文法を試すための不自然な短文”や“教科書的なやり取り”が、ものすごく違和感があったようです。その結果、超簡単な問題をボロボロ落としまくるという展開に……。
一方の英検3級は、まとまった会話文やストーリー、リスニングの比重が増えるため、普段から動画や絵本で「生きた英語」に触れてきた長女の感覚にすんなりフィット。
絵本や動画に出てこない英検独特の文法四択問題は「う~んこれじゃない…これでもない…じゃあこれか!」と消去法で乗り切り、長文は「3級の方が面白い!」と、まさかの3級の方が高得点という結果になりました。
英語を「お勉強」としてではなく、「お話」や「音」として楽しんできたからこそ起きたハプニング。特別な英才教育とは無縁の、あくまで本人の「いとこのお姉ちゃんみたいにやってみたい!」という好奇心から始まった挑戦でした。
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合格の最大の秘訣!過去問よりも「ディズニー動画と英語絵本」
英検の対策というと「単語帳を何周したか」「過去問を何回解いたか」が気になりますよね。
でも、フルタイムワーママの私に、つきっきりでそんな対策に付き合う時間も気力もありません!(笑)
我が家の長女が6歳で3級に合格できた最大の秘訣は、机に向かうお勉強ではなく、日々の「ディズニープラスの動画インプット」と「英語絵本の読み聞かせ」に尽きます。まさに、究極の放置の賜物です。
ディズニープラスで育つ「英語耳」と「文章の予測力」
今回の英検3級、長女のリスニングはほぼ満点でした。
これはもう、本当にディズニープラスのおかげです。我が家では、毎日のおうち時間や移動中にディズニープラスの動画を英語字幕・英語音声で観せてきました。
ネイティブの動画で大量の英語を浴び続けることで、単に綺麗な発音が聞き取れる「英語耳」が育つだけではありません。キャラクターたちの自然なやり取りを聞いているうちに、「こういう時はこう言う」「この単語の次にはこれが来る」という会話の定型文や文章の構成が、まるで母国語のように感覚として染み付いているようです。
そのため、リスニング問題を聞いていても「次はこういう流れの話になるな」と予測ができ、焦ることなく正解を選ぶことができました。
親がつきっきりで教えなくても、子どもが勝手に英語の構造を理解して自分から話し出すディズニープラス。「忙しくて対策なんて無理!」「親の英語力に自信がない…」というワーママこそ、まずはディズニープラスで「おうちの英語環境」を作ってみるのが圧倒的におすすめです!
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英語絵本の読み聞かせで長文への抵抗をゼロに
英検3級で立ちはだかるのが「長文読解」です。6歳児にとって、日本語でも長い文章を読むのは大変なのに、ましてや英語となると普通は嫌がりますよね。
でも、長女は長文問題に対する拒否感がまったくのゼロでした。
なぜなら、赤ちゃんの頃から続けてきた英語絵本の読み聞かせや、年長初期からの自力読みを通して、英単語に目も耳もすっかり慣れきっていたからです。
もちろん、3級の長文はトピックが大人向けで難しいものもあり、不正解だった問題もたくさんありました。それでも、長女はわからない単語が出てきてもそこで止まったりせず、「ここはわかんないからパス!」と勝手にスキップして、とにかく文章全体の意味を推測しながら「読むこと自体を楽しむ」ことができていたんです。これが絵本で培った最強の「推測力」です。
さらに、絵本で大量のフレーズに触れてきたおかげで、「think about(〜について考える)」や「take care of(〜の世話をする)」といった熟語も、理屈ではなく流れのように「塊」として覚えています。
文法として習っていなくても、絵本で覚えたフレーズを文章のなかにスッと組み込めるようになっていたため、長文を読むことにも全く抵抗を感じずに試験に向き合うことができました。
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6歳児が唯一ぶつかった壁!「英作文(ライティング)」の簡単な乗り越え方
「リスニングや長文は動画や絵本でなんとかなるにしても、3級からは英作文があるじゃないか!」
そうなんです。6歳児にとって、日本語でも自分の意見を理由付きで書くのは至難の業。ましてや英語でなんて、最初は「絶対に無理!」と思いました。
実際、我が家の長女もライティングだけは完全な未経験。スペルミスも多いし、当時6歳になりたてで、そもそも「文章を自分で構成して書く」という概念がありませんでした。
でも、フルタイムで働く私に、つきっきりで英作文の添削をしてあげる余裕はありません。そこで教えたのが、「たった1つの型(テンプレート)」を覚えさせて、あとは絵本で知っている単語を当てはめるだけ、という超シンプルな方法です。
必殺技はこれだけ!「I like 〜 because 〜」の型に逃げる
英検3級のライティングは、「あなたは〇〇が好きですか?」「休日は何をするのが好きですか?」といった質問に対し、自分の意見とその理由を2つ書く形式です。
ここで真面目にいろんな文法を使おうとすると、6歳児は一瞬でフリーズしてしまいます。そこで、我が家は「どんな質問が来ても、自分が知っている一番簡単な単語に持っていく」という作戦にしました。
教えた型は、たったこれだけです。
- I like 〜 / I want to 〜 (質問に対するシンプルな答え)
- First, it is fun. (1つ目の理由:楽しいから)
- Second, I can 〜. (2つ目の理由:〜できるから)
例えば「どこの国に行きたいですか?」と聞かれて、本当は「オーストラリアに行ってコアラを見たい」と思っていても、「Australia」や「Koala」のスペルが書けないなら即却下!
「I want to go to USA.」「First, it is fun.」「Second, I can eat yummy snacks.」といった具合に、「自分がスペルを完璧に書ける単語」をいくつか持っておき、それで文章を作る練習だけを直前に数回やりました。
「手持ちの単語だけでは答えとして少し不自然かも…」という過去問ももちろんたくさんありましたが、「まあ英作文は部分点が取れればOK、他で取れるから大丈夫!」と割り切って臨ませました。
スペルの暗記は不要!絵本で覚えた単語が大活躍
「でも、そもそも書ける単語が少ないんじゃ…」と心配になるかもしれませんが、ここでも「日々の英語絵本」が最強の武器になりました。
絵本をたくさん読んできた長女の頭の中には、「apple」「dog」「run」「play」といった、3文字〜4文字の簡単な単語のストックが山のようにあります。
ライティングのテストでは、難しい単語を書く必要は全くありません。むしろ、簡単な単語をミスなく書く方が点数になります。
「難しいことを書こうとしなくていい。絵本に出てきた、絶対に間違えない単語だけを使っておいで!」と伝えたことで、プレッシャーを感じやすい長女も「それなら書ける!」と自信を持って本番に臨むことができました。親が添削でイライラすることもなかったので、この「逃げのライティング作戦」は本当におすすめです(笑)
本番当日はドタバタ劇!「もう行かない!」からの面接(二次試験)
そんなこんなで無事に一次試験を合格後、「あとは二次試験!日頃英語で喋りまくってる長女には簡単簡単!」……といきたいところですが、相手は気分屋の6歳児。本当の試練は、英語力ではなく「当日のモチベーション管理」にありました。
ここからは、私が「こんな幼少期に、もう二度と英検なんて受けさせない!」と心に固く誓った(笑)、リアルすぎるドタバタの当日エピソードをお届けします。
「もう受かったから行かない!」まさかのボイコット宣言
英検3級は、一次試験(筆記・リスニング)に合格すると、別の日程で二次試験(英語での面接)があります。 一次試験の合格発表後、家族で「やったー!すごいね!」と盛大にお祝いをしたのが運の尽きでした。
そもそも一次試験の合格発表から二次試験まではあまり日数がありません。というか、完全に私の「やる気不足」なのですが(笑)、慌ただしい毎日に追われているうちに、気づけばあっさり二次試験当日の朝!
「まあ面接対策なんてしてないけど、(受からなくても)大丈夫大丈夫!」と相変わらず楽観視している私に対し、長女が突然こう言い放ったのです。
「え?〇〇ちゃん、もうテスト受かったじゃん。なんで今日も行かなきゃいけないの?行かない!!」
……おっしゃる通りです。6歳児のロジックからすれば、「受かった(一次合格)」のに「またテストがある(二次試験)」というのは全く意味がわかりません。
「これをクリアしないと本当の合格じゃないんだよ」「終わったら美味しいもの食べに行こう!」と、あの手この手で機嫌をとるものの、自転車に乗りたいだの家でお絵かきしたいだの言い始め、家を出るだけで親のHPはすでにゼロ寸前でした。
中学生の波に飲まれて「ド緊張シャイガール」爆誕
なんとか会場にたどり着いたものの、そこは英検3級のメイン層である中学生や高校生ばかり。体が大きくて制服を着たお兄さん・お姉さんたちに囲まれ、ただでさえアウェーな空間に長女は完全に圧倒されてしまいました。
待合室に入る頃には、いつもはおしゃべりな長女が無言になり、ガチガチに固まった「ド緊張シャイガール」が爆誕。
しかも、二次試験は親と離れて子ども一人で面接室に入らなければなりません。名前を呼ばれ、複数人の中学生・高校生とともに待合室を後にする、今にも泣き出しそうな6歳の娘……。
「泣き出さないかな」「ちゃんと椅子に座れるかな(そもそも椅子があったのか…)」と、待っている間、私の胃はキリキリしっぱなしでした。
結果的に、面接対策ゼロの状態で何を聞かれ、どう答えたのかはいまだに謎のままです。面接室から出てきた長女に「何聞かれたの?」と聞いても、「わかんない。でもなんかカード読んだ」と一言(笑)。 おそらく、日頃ディズニープラスや絵本で鍛えた「なんとなく文脈を推測して返す力」だけで乗り切ったのだと思います。
でも、晴れて二次試験に合格し、立派な合格証書が家に届いてからは一変! さっそくリビングの一番目立つ場所に掲げたのですが、これが大正解でした。我が家に遊びに来る来客が目にするたびに「えっ、6歳で3級!?すご~い!」と大絶賛してもらえるので、そのたびに長女もドヤ顔でご満悦(笑)。
当日の朝はあんなに大揉めして親のHPを削られまくりましたが、誇らしげな娘の姿を見ていると、「あのとき宥めて透かして、二次試験に連れて行って本当に良かった…!親の私も本当によく頑張った…!」と、しみじみ達成感が込み上げてきました。
幼少期の英検は「親の忍耐」。焦らず気長に!
無事に合格できたものの、今回の英検受験を通して痛感したのは「幼少期の試験は、子どもの英語力以上に、親のメンタルと体力勝負である」ということです。
我が家のように、日頃から「ネイティブの動画」と「英語絵本」で楽しくおうち英語を続けていれば、わざわざ親がつきっきりでガチガチの試験対策をしなくても、英語力自体は自然と育っていきます。 だからこそ、「早く級を取らせなきゃ!」と焦る必要はまったくありません。
- 「子どもが興味を持ったらラッキー」
- 「もし途中で嫌がったら、いつでもやめてOK」
フルタイムワーママの私たちが目指すのは、それくらいのゆるいスタンスです。
試験のプレッシャーで英語を嫌いになってしまっては本末転倒。親も子も頑張りすぎず、まずは今日の夜、お子さんと一緒に簡単な英語絵本を1冊めくるところから、楽しくおうち英語を続けていきましょう!





