おうち英語について調べていると、必ずと言っていいほど目にする「CTP絵本」と「ORT(Oxford Reading Tree)」。
「多読には絵本が良いって聞くけれど、結局どっちがいいの?」「全巻揃えると高いし、親がつきっきりで教える余裕なんてない…」と悩んでいませんか?
フルタイムで働きながら7歳と5歳の姉妹を育てる我が家も、おうち英語を始めたばかりの頃は同じように悩んでいました。しかし結論から言うと、我が家は「CTP絵本」のアメリカ英語と秀逸なCD音源に救われ、今では次女が自力で英語絵本を読み聞かせしてくれるまでになりました!
この記事では、検索してよく出てくる「親が万全のサポートをして自力読みに導いた」という優秀な体験談ではなく、「いかに親がラクをして(放置して)CTP絵本を使い倒すか」という、我が家の超リアルな仕組み化の全貌と、全巻購入に至ったドタバタの軌跡を公開します。
「英語絵本を取り入れたいけれど、親の負担は極限まで減らしたい!」というママ・パパの参考になれば嬉しいです。
CTP絵本とは?おうち英語界隈で圧倒的人気を誇る理由
そもそも「CTP絵本」とは、アメリカのCreative Teaching Press社が出版している「Learn to Read」シリーズのことです。アメリカの幼稚園や小学校で、ネイティブの子どもたちが国語(英語)を学ぶための教材として広く使われています。
検索上位の比較記事などでも必ず挙げられる、CTP絵本の最大の魅力と特徴は以下の3つです。
- 最強の「CD音源」: 単なる朗読ではなく、「歌(Song)」「チャンツ(リズム読み)」「朗読」「子どもによる朗読」の4パターンが収録されており、一度聴くと頭から離れないキャッチーなメロディが特徴です。
- アメリカ英語であること: 日本の学校教育で馴染みのあるアメリカ英語ベースで作られています。
- レベル別の明確な構成: レベル1〜3まであり、理科(Science)、算数(Math)、社会(Social Studies)、国語(Language Arts)の4つのテーマでバランスよく語彙を増やせます。
この「歌で覚えられる」という強みが、親がつきっきりになれない我が家にとって、後々最大の武器になっていきました。
往復2時間の英語教室を断念!我が家がCTP絵本を選んだ理由
我が家がCTP絵本に出会ったのは今から4年前。長女が2歳、次女がまだ0歳の頃でした。
隣町にある「多読」を推奨する素敵な英語教室へ見学に行った際、そこにORTやCTP、Sight Words Readersなど、ありとあらゆる多読シリーズがズラリと並んでいたのです。
「こんな環境、最高すぎる!」と感動したものの、現実は甘くありませんでした。 片道1時間弱(往復2時間)の道のりを、0歳児を連れて週1回送迎するのはどう考えても非現実的。さらにお月謝も月に1万円以上かかります。「それなら、同じ多読絵本を家に置いてしまえばいいのでは?」と考えたのが始まりでした。
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イギリス英語が聞き取れない!?親の英語力問題
多読絵本を家に置くとなると、王道の「ORT」か「CTP」で迷うことになります。ここで立ちはだかったのが、私自身の「英語力ゼロ(受験英語しか知らない)」問題です。
ORTはイギリス英語なのですが、試しに音源を聞いてみたところ、私にはイギリス英語特有の発音やイントネーションがほとんど聞き取れませんでした(笑)。その点、アメリカ英語のCTPの方がまだ耳に馴染みがあったのです。
ちょうどその時、CTPの「Language Arts 1-1A (6冊+CD)」が送料無料になるキャンペーンを実施していたため、「とりあえずこれだけやってみよう!」と軽い気持ちで購入しました。
【リアル体験談】お試し6冊から「全巻購入」に至った衝撃の出来事
お試しで届いた6冊。最初から親が「さあ、絵本を読みましょう!」と張り切ることは一切なく、子どもが家で遊んでいる時にただCDを「かけ流し」するだけでした。絵本はCDの音に合わせて、たまーにパラパラめくる程度です。
2歳の娘が「読めた!」と覚醒した日
かけ流しを始めて半年ほど経ったある日、当時2歳半だった長女が、CDがかかっていない状態でたまたまCTP絵本を開きました。すると、いきなりそのページの文字通りに歌い始め、なんと最後のページまで全く間違えずに歌い切ったのです!
「〇〇ちゃん、読めた!」
本人の誇らしげな顔といったらありません。「読めた」というよりは「歌をそれっぽく丸暗記していた」だけなのですが、本人にとっては「自力で英語の絵本が読めた!」というすさまじい成功体験(自信)になりました。親の私も「CTPの歌の威力、すごすぎる…!」と衝撃を受けました。
「半年で元が取れる」庶民派ワーママの決断
しかし、当時は「まだこの6冊(レベル1)で十分遊べるし、レベル2〜3は1ページ当たりの文字数も増えて難しそうだから後回しでいいや」と、追加購入はしませんでした。
空白の2年間を経て、長女が4歳、次女が2歳になったタイミングで、ついに「全巻購入」を決断します。 理由は非常に現実的です(笑)。 次女が2歳になり、私はすでにフルタイムの仕事に復帰。仕事も忙しくなり、習い事の送迎なんて絶対に不可能な状況でした。
「もし子ども2人をあの多読教室に通わせたら、週1回の送迎で往復2時間(レッスン中、親は近くでぶらぶら待機時間50分)、お月謝は2人分で月2万円以上飛んでいく…。でもCTPを全巻家に置けば、たった半年で元が取れる!年齢的にも、我が家がCTPに全振りするラストチャンスだ!」
そう計算し、公式サイトで一気に全巻購入に踏み切りました。
💡購入当時の情報
全巻購入する際、公式サイトから購入したのですが、先方から「以前キャンペーンで6冊ご購入いただいているので、その分は引いておきますね」と申し出てくださり、商品とお支払いがダブらないよう調整をして頂いた記憶が…あります…!(※2年前の対応なので、現在も同じ対応をされているかは公式サイトへお問い合わせください)。 一緒にミセス・ミヤコ氏の書籍(活用マニュアル)もいただき、非常に参考になりました。🔗 CTP絵本の詳細や全巻セットの価格は、[公式サイト(ctm)]で確認できます。
親タスクゼロ!CTP絵本を「完全放置」で使い倒す仕組み化のコツ
全巻揃ったCTP絵本。マニュアル本には素晴らしいアクティビティの方法なども書かれていましたが、日々のタスクに追われる私にはなかなか余裕がなく…。
そこで我が家が実践しているのが、親がつきっきりにならなくても自然と英語が定着する「放置の仕組み化」です。
1. CDはリビングで「1日に1枚のCDをエンドレスリピート」
我が家の場合、車の中の時間は「ディズニープラス(動画)」のインプットに充てているため、CTPのCDはリビング専用です。 毎日きっちりかけるわけではなく、私の気が向いた時や思い出した時に週2〜3回流すだけ。
CTPのCDは1枚だいたい60分前後あります。1度再生ボタンを押したら、あとは放置。子どもたちが別の遊びをしている間、BGMとしてひたすら同じCDをリピート再生します。1時間経って「あっ、終わってた」と気づくこともありますが、CDを入れ替えるのが面倒なので、その日はまた再生ボタンを押して同じCDだけで終わらせます(笑)。それでも、子どもたちは遊びながら自然と口ずさんでいます。
ちなみに、この「放置系かけ流し」を成功させるには、再生環境のハードルを極限まで下げることが超重要です! パソコンを立ち上げてCDを取り込んだり、いちいちスマホからBluetoothを繋いだり……といった少しの手間があると、忙しいワーママは絶対にやらなくなります。
我が家は、ボタンひとつですぐに再生できるコンパクトなCDプレーヤーをリビングに常設しています。親タスクゼロでおうち英語を回すための必須アイテムです!
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2. 絵本は箱ごとソファにぶちまける
長女が年中になった頃から、CDを流すと「あ、この曲知ってる!」と、その曲の絵本を探し出して、自分も口ずさみながらページをめくるようになりました。音と絵(文字)が完全にリンクし始めた瞬間です。
絵本は購入時についてきた箱に収納し、子どもが読む時は箱ごと取り出してソファにぶちまけています。平置きしたり、表紙が見えるように管理したいのですが、箱ごとぶちまけることで子供がみずから次から次へCTP絵本に手を伸ばすので、我が家では良しとしています。
3. ORTよりラク!?親側の「レベル管理」を手放せる
親として一番ありがたいのは、「今のうちの子に、この絵本は簡単すぎる?難しすぎる?」といちいち悩まなくていい点です。
ORTはレベル分けが非常に細かく、段階がゆるやかなので「突然難しくなって挫折する」ということが少ないのがメリットです。 一方CTPは、レベル1〜3という大まかな括りなので、同じレベル1の中でも「すらすら読めるもの」と「おっ、これは少し難しいぞ」というものが混在しています。
しかし、子どもたちはすでにCDのかけ流しで文章(歌)を頭にインプットしているため、文章の難易度にバラつきがあっても関係なく楽しめます。 難しければ自分でレベルを箱ごと下げ、簡単ならどんどん先の絵本をめくる。子どもが勝手にレベルを調整して進んでくれるので、親が管理する手間がなく「放置系」には最高の教材だと感じています。
【現在】早めの導入がコスパ最強!7歳長女のその後とCTPの隠れた魅力
我が家がCTPを全巻購入したのは長女が4歳の時ですが、その後、長女が5歳の時には自発的に絵本を見ながらノートに英文を書き写すまでに成長しました!

▲長女が5歳の時。見よう見まねでCTP絵本をノートに書き写していました。
(※書籍名:CTP Learn to Read シリーズ)
現在7歳(小1)になった長女ですが、今でもレベル3のCDを聴いて楽しんでいますし、もちろん絵本も自力で読んでいます。 一度買ってしまえば何年も長く使い続けられるので、「年齢に関係なく、早いうちに全巻揃えてしまう方が圧倒的にコスパが良い!」というのが親としての率直な感想です。
さらに、長く続けていると気づくCTP絵本の隠れた魅力があります。全冊ではないのですが、「Monster」や「Cat and Dog」、「Mr. Noisy」といった同じキャラクターが、レベルをまたいでゆるーく違う絵本に再登場するんです。
これを見つけるたびに、子どもたちは「あっ!またMonster出てきた!」と大喜び。こういうちょっとした遊び心があるからこそ、子どもも飽きずに長く親しめるのだと思います。
小学生になってもまだまだ現役。これからも我が家は、このCTP絵本を使い倒す予定です!
結論:CTP絵本は「忙しいけど多読させたい」ワーママの最強の味方
我が家の次女(5歳)は、今では私に向かってCTPのレベル1を読み聞かせしてくれるようになりました。 「繰り返し」のフレーズが多いCTPだからこそ、「読める!」「読めた!」という成功体験が積み重なり、子どもの絶大な自信に繋がっています。
高額な英語教室に通えなくても、親の英語力がゼロでも、CDを流して絵本を手の届くところに置いておくだけで、子どもは自ら英語を吸収していきます。 「親のタスクは極力ゼロにしたいけれど、質の高いおうち英語環境を作ってあげたい」という方は、ぜひ一度CTP絵本の歌の威力を体感してみてくださいね!
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