おうち英語で「多読」を調べると、必ずと言っていいほど名前が挙がる「ORT(Oxford Reading Tree)」。 「高額な紙のパックを買うべき?」「安価なアプリ(オンライン)で十分?」「どうやって読み進めればいいの?」と迷走していませんか?
フルタイムで働きながら、7歳と5歳の姉妹を育てる我が家。実は、おうち英語を始めてから4年以上、この超有名なORTを完全にスルーしていました。 しかし、ひょんなことから「紙の絵本」を数冊手に取った結果、今では親のサポート一切なしの「完全放置」で、子どもたちが勝手にORTを読み漁るようになっています。
この記事では、英語力ゼロの忙しいワーママが、なぜアプリではなく「紙のパック」を猛プッシュするのか。親のタスクを極限まで減らした我が家の「超・放置系ORT事情」を、ありのままに赤裸々レビューします!
おうち英語の王道「ORT」とは?我が家が2年間も完全スルーしていた理由
おうち英語界隈では「神教材」のように扱われているORTですが、我が家は長らく見て見ぬふりをしてきました。「あんなに有名なのになぜ今までやらなかったの!?」と突っ込まれそうですが、それにはちょっと切ない(?)理由がありまして……。
そもそもORT(Oxford Reading Tree)って何?
ORTは、イギリスの約8割の小学校で「国語」の教科書として使われている絵本シリーズです。
レベル(ステージ)ごとに細かく分かれていて、最初は1ページに1文(数語)程度の超簡単なものからスタート。徐々に語数や文法がステップアップしていくから、子どもが無理なく自力読みに移行できる「多読の最強ツール」として知られています。
イギリス英語への絶望と「絵が地味」問題
そんな素晴らしい教材をなぜ2年もスルーしていたのか。最大の理由は、私の「イギリス英語アレルギー」です。 昔、大好きなカンバーバッチの『シャーロック』を英語音声・日本語字幕で観た際、「えっ、イギリス英語ってこんなに何言ってるか分からないの!?」と大パニック。ただでさえ英語力ゼロなのに、強烈なトラウマを抱えていました(笑)。
さらに、Dr. Seussやディズニーのようなキャラの濃いテイストが好きな娘たちにとって、ORTの素朴でナチュラルな絵柄はちょっと地味に見えました。「登場人物がずっと同じだし、もしこの世界観にハマらなかったら地獄だな…」と敬遠していました。 それに、我が家はすでに別の多読教材(CTP絵本)でドカンと大枚を叩いて大満足していたので、ORTにはこれ以上予算を割けなかったというリアルな懐事情もありました。
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図書館での衝撃!ORTはお堅い教材ではなく「ギャグ本」だった?!
そんなORT完全スルーだった我が家に、約1年前、まさかの転機が訪れます。
次女向けに借りたレベル1で起きた「ズコー!」な裏切り
隣町の少し大きめの図書館に行った際、たまたまORTのレベル1が数冊置いてあるのを発見。当時年少だった次女が「I」や「You」を読み始めた頃だったので、「レベル的にちょうどいいかも?」と軽い気持ちで借りてみました。
家でパラパラめくってみて、いい意味で大裏切り!勝手にお堅いノルディックな古き良きイギリスのお話を想像していたら、見事なまでのオチの急降下と、登場人物たちの極まった変顔のオンパレード! 「ズコー!」とずっこけるようなギャグ要素満載の展開に、長女(当時6歳)も大爆笑して一瞬でドハマりしてしまいました。
「マジックキー」の登場で止まらない!図書館からコツコツ購入へ
すっかりORTの虜になった娘たち。「もっと読みたい!」というリクエストに応え、図書館でレベル3、レベル5と難易度の様子を見ながらお取り寄せしていきました。
特に「マジックキー」を手に入れて子どもたちが様々な時代や世界へ冒険に出るレベル5以降は、ストーリーの面白さがますます加速!ORTも紙パックで少しずつコツコツ集めていくことにしました。
【紙パック vs アプリ】忙しいワーママが「紙」を猛プッシュする理由
ORTを読む手段として、Oxford Owlなどの無料アプリや定額制の「Oxford Reading Club (ORC)」を選ぶ方も多いですよね。でも、我が家は断然「紙のパック」一択です!
アプリは「操作の手間」と「脱線リスク」が最大の敵
たしかにアプリは安価で場所も取りません。でも、親のタブレットやスマホを渡して「さあ読んでね」と操作させるのって、思いのほかハードルが高いんです。
ちょっと目を離した隙に、子どもが全然違う面を開いていた……なんてことは日常茶飯事。「ちゃんと読んでる?」と監視したり、操作を教えたりする時間は、仕事と家事に追われるワーママには残されていません。
音声ペンもCDも不要!「ただ置いておく」だけの紙の強さ
そもそも我が家が紙を選ぶのは、「ただソファに置いておけば、勝手に手に取って読むから」に他なりません。
驚かれるかもしれませんが、我が家はORTのCDも音声ペンも一切使っていません。それでも、ORTのストーリー自体に圧倒的な魅力があるため、子どもたちの食いつきは段違い。充電もログインも不要、ただ「紙の絵本」がそこにあるだけ。これこそが、親のタスクをゼロにする究極の「放置系」の最適解だと実感しています。
何回読む?どう進める?我が家の「超・放置系」ORT多読術
「1冊につき何回読ませればいい?」「親はどうやって進捗を管理する?」など、多読の進め方に悩む方も多いはず。我が家の超テキトーなルールをぶっちゃけます。
「進め方」も「回数」もナシ!とにかく読み飛ばす
進め方も回数も、もちろん完全放置!ルールなんて一切ありません。 「多読」という名の強力な免罪符のもと、とにかく好きなペースでどんどん読み進めさせます。親が「この本は3回読んだから次はこれね」と管理し始めると、途端にそれが「親のタスク」になってしまい絶対に継続できません。面倒なことは全部手放して、子どもが飽きるまで読めばいいし、1回で次に行ってもOKとしています。
ディズニープラスとの最強のシナジー効果
放置していても、子どもは意外としっかり吸収しているものです。 レベル5以降になるとストーリーが複雑になり、古代エジプトのピラミッドなど、歴史上の出来事が舞台になることがあります。すると長女が、「あ、これ知ってる!リトルアインシュタインで観たやつだ!」と目を輝かせるんです。 ディズニープラスの英語音声でインプットした知識と、ORTのストーリーが「英語のまま」頭の中でカチッと合致する瞬間。これこそが、おうち英語の仕組みを作っておいて本当に良かったと思える瞬間です。
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英語力ゼロの親も一緒に!「大人」のやり直し英語としてのORT
実はORT、子どものためだけじゃなく「親のやり直し英語」としてもめちゃくちゃ優秀だったりします。
絵で推察する「子供の英語体験」を親も疑似体験
レベル5以降の複雑なストーリーや歴史モノになると、英語力ゼロの私はもうレベル4あたりで正直しんどくなってきます。知らないイギリス英語独特の単語や言い回しも出てきてお手上げ状態。
でも、不思議となんとなく読めた気になります。なぜなら、ORTは緻密なイラストとシチュエーション描写が完璧で、分からない単語があっても「こういう意味だろうな」と推察できるように作られているから。まさに、子どもたちが言語を吸収していく過程を、親の私も疑似体験させてもらっています。
まとめ:ORTは「紙」を少しずつ集めて放置するのが一番ラク!
お堅い教材だという先入観や、イギリス英語への苦手意識で敬遠していたORTですが、蓋を開けてみれば最高の「放置系ツール」でした。
ORTのストーリー力があれば親の出番はゼロ
「CTP絵本」で英語のベースと自信を作り、ストーリー重視の「ORT(紙パック)」で多読を一気に加速させる。そして動画で知識を補完する。これが我が家のラクして回すおうち英語のエコシステムです。
アプリの管理や音声ペンの準備すら面倒だと感じる忙しいママこそ、まずは図書館で数冊借りてみてはいかがでしょうか。子どもの反応が良ければ「紙のパック」を少しずつ買い足していくスタイル、激しくおすすめします!親の出番ゼロで、子どもが勝手に英語の世界へ冒険に出る姿、ぜひ見てみてくださいね。


